言葉とともにいい感じのメロディーが浮かんだ
4月のある朝のことでした。
空は晴れていて、のどかでした。
窓から入る暖かい風に包まれながらのんびりしていました。
春日和で気持ち良かったです。
なびくカーテンがすれる音、車の通る音などの程よい雑音を聴きながら
ぼーっと天井をみて、うとうとしていました。
すると、「さあ、ハレルヤ 」という言葉とともに、メロディーが心に響いてきたんです。
いい感じの音楽が作れそうな予感がしました。
それでパソコンにある音楽制作アプリGarageBandのことを思い出し、すぐに作業に取りかかりました。
メロディーの組み合わせが大変
「いざ、作曲だ!」
と本腰をいれると、3秒程度のメロディーがたくさん浮かんできました。
それと「さあ、ハレルヤ 」を組み合わせる。
GarageBandにドレミファの音階を打ち込む。
6秒程度のメロディーが完成しました。
そして、またそれに別のメロディーを組み合わせる。
まだ6秒しか作っていないのに、順調な気がしていました。
ところが、部分的なつながりはよくても、全体的に聴いたとき、とてもおかしな音楽構成になってしまったんです。
曲調が急に変わってしまって、曲として成り立ちませんでした。
それで、せっかく打ち込んだメロディーを泣く泣く削除しました。
歌詞の組み合わせがおかしい
メロディーが浮かぶとき、実は言葉とともにメロディーが浮かぶこともありました。
「さあ、ハレルヤ 」のときと同じ感じです。
だから、GarageBandに音階を打ち込むとき、GarageBandのノートという機能にその言葉をメモしていきました。
それからは、10秒程度、20秒程度、30秒程度…という区切りで、ある程度いい感じにメロディーが組み合わさったときに全体の組み合わせを確認しました。
前後で言葉の組み合わせが変なところはないか、ストーリー性が感じられる言葉の組み合わせ、ないしは文章となっているか、歌ったときに気持ちよく発音できるメロディーと歌詞の組み合わせとなっているか、などといったようにバランスをみながら、言葉を削除したり追加したり、ということを繰り返しました。
そして、ようやく50秒程度の曲が出来上がりました。
それがこちらです。GarageBandgaとても上手に演奏しています。
どうぞGarageBandによる演奏をお楽しみください。
ストーリー性のある歌詞が作れない…
曲の1番を作るだけなら、比較的簡単でした。
しかし、曲の構成というのは、「1番の歌詞と2番の歌詞、途中で曲調の変化があって、3番目の歌詞がある」ということがほとんどです。
私は、せっかくだから2番の歌詞と3番の歌詞を作らなければならない、と思いました。
ここからが一番大変でした。
ストーリーが楽しめるような歌詞が作れないんです。
1番の歌詞と2番の歌詞を個々にみたときはよくても、
1番と2番の歌詞をつなげて読むと不自然なんです。
そこで、中学時代に音楽の先生が授業で教えてくれたことを思い出しました。
ストーリー性がある歌詞とは
その先生が教えてくれたことはこうです。
「ストーリー性がある歌詞とは、時間の経過が感じられる歌詞のことです。
つまり、過去、現在、未来という進行性が感じられる文章です。」
あ、過去、現在、未来を順番にかくのね。
それを思い出した私は、
「ずっと過去に囚われて泣いていた主人公が、やっと未来への一歩を踏み出した」
というストーリーを思いつきました。
そのあとは、あーでもないこーでもない、ということを繰り返しながら、どうにかこうにか、全体の歌詞が完成しました。
あとは手抜きです
メロディーが完成し、1番と2番の組み合わせにも満足した私は、力尽きました。
3番の歌詞なんて思いつきませんでした。
ピアノの経験や楽譜の勉強をしたことがなかったので、
2番と3番の間にある、橋渡しをする変調部分の作り方もわかりませんでした。
だから3番の歌詞は、1番をそのまま使いました。
2番と3番の間にある変調部分も適当です。
ちなみに、完成したその変調部分がこちらです。
完成!
このように、初めての音楽制作では試行錯誤の繰り返しでした。
曲が完成したことが嬉しくて、すぐに家族にLINEで送信しましたね。
さらに嬉しかったことには、弟の友人がそれを編曲してくれたことですね。
インスタで、前奏を披露してくれました。
それがこちらの音源です。
すごく優しい編曲で、思わず合唱したくなってしまいました。
このかたは、他にもさまざまな楽曲をカバーしていますよ。
ぜひ聴いてみてください。
それでは全体をお聞きください。
こちらが完成した曲です。
オーケストラバージョンも作った
調子に乗った私は万能感にあふれ、編曲を試みました。
それがこちらです。
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