はじめに
はじめにお伝えします。
このDTMを使用したカバー曲の伴奏はおすすめしません。
ものすごく疲れるからです。
費用対効果がとても悪いです。
できるなら、バンドを組むなり、弾き語りをする方がはるかに良いでしょう。
DTMによる制作理由
私はギターができません。ドレミファの音階しか弾けません。練習中です。
でも、急にカバー曲が作りたくなってしまったんです。
それがAiza seguerraの『pakisabi na lang』という曲です。
とはいえ、弾き語りの練習をすれば、私がカバー曲を作成するまでに数ヶ月はかかってしまいそうです。
だから、いてもたってもいられず、すぐにGarageBandで作成することを思いつきました。
カラオケ歌のYouTube投稿は違法
しかし、カラオケで歌った歌を録音してYoTubeに投稿するのは著作権の侵害にあたります。JASRACさんが怒ります。
万一にもわたしが和訳したカバー曲がバズり、わたしに莫大な収入が入ることになれば、訴えられてしまします。著作権の詳細はこちらのJASRACさん公式サイトをご覧ください。
そこで、自前で演奏することにしました。
コードを調べて打ち込む
手始めにギターコードを探しました。
それで見つけたのが以下のサイトです。
ひとまず、このサイトのコードをGarageBandに打ち込みました。
ギターコードの知識がないまま、ひたすらタブ譜通りに打ち込んだんです。
できたのが、以下の動画です。
オリジナルの曲と比較すると暗い曲調になってしまったんです。
心に響かずなんとも言えない下手な仕上がりでした。
コードはそのままに音程を変える
これじゃあ、YouTubeにあげたところで誰も聞いてはくれないと思い、すぐに音程を変えました。
とりあえず、まずは結果だけ、ご視聴ください。以下の動画です。
いかがでしょうか。
ちょっとプロっぽくないですか。
このようにうまく仕上がった3つの理由を今から話していきます。
①コードで最低音のものを最高音にした
まずはこれです。
例のサイトで挙げられていたコードは3つの音符からなっていました。
わたしは、曲調が低く感じる原因が最高音の低さにあると考え、最高音をあげました。
つまり、コードで一番下にあった音を、一番上の音にしたんです。
それだけで曲調が明るくなり、オリジナルに近づきました。
②1小節内の音数を増やした
最高音にしたつぎにしたことは1小節内の音数を増加です。
オリジナル曲をよくよく聴いてみると、一度3つの音を同時に弾いたあとは、最低音から順に一音ずつ鳴らしていたんです。
それに気づいてGarageBandに新しい音を打ち加えました。
しかし、オリジナル曲に合わせてドレミファを打ったものですから、その加えた音のタイミングがビミョーにずれたりして、微調整が大変でした。
このように、わたしはオリジナル曲でギターがどのようなリズム構成で演奏しているのか、を真似しました。
③バイオリン群を加えた
最後にしたことはバイオリンを加えたことです。
オーケストラっぽく仕上げたんです。
さらにオリジナルに近づいたのではないでしょうか。
まだ序盤しか打ち込んでおらず、半分も終わっていないので、早く仕上げたいと思います。
完成をお楽しみに!
それでは、わたしの苦労をお聞きください。
このバイオリン群の追加が2番目に大変でした。
それはもう本当に疲れました。
チューニングのアプリを使って、オリジナル曲のオーケストラがドレミファのどの音を出しているのかを調べました。
5秒の間にある音を拾うために、5秒間の演奏を何度も何度も繰り返し聴いたんです。
そして、拾った音が正しいか調べるために、ドレミファを弾いて音程を比較しました。
それでも聞き取れなかった音は、二分の一倍速のアプリで聞き取りました。
(ちなみに、いちばん大変だったのは、男声によるコーラス群の追加です。いちばん時間をかけたのに、音がとてもきもち悪かったので、結局削除しました。)
本当に根気がいる作業でした。
最後に
楽器が弾けないわたしは、以上のような過程を踏んでカバー曲の制作に励みました。
参考になったでしょうか。
このカバー曲の今後の課題としては、オーケストラとコーラスの演奏が不足です。
時間を見つけて追加し、GarageBandによる、オリジナル曲に近い伴奏を完成させたいと思います。
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