看護で大切にしたいこと-19才-
患者さんへの興味が自然治癒力向上につながる
私は患者への興味を持つことを大切にして看護をしたいと思う。
なぜなら、このことが患者に寄り添った看護の提供、ひいては添患者の自然治癒力向上につながると私は考えるからだ。
ナイチンゲールは病気が回復作用だと看護覚書で述べた。看護とは患者の早期回復可能な環境づくりのことだということ。
つまり、病気以外の精神的・身体的な痛みや苦しみを覚えないで済む環境に患者を置くということだ。
そうすれば、患者は少ない体力のすべてを病気の回復に注ぐことができ、医療従事者はその病気の症状に集中した治療計画を立案できるに違いない。
患者さんが病気の回復に使える体力が増えるように支援する
そこで大事なことは、看護の達成のためにはが患者への興味だと私は考えた。
興味があれば細やかな観察ができる
患者への興味は重要な観察の要素だと思う。
もし私が常日頃から患者について興味を持って接し、患者に関する些細な事柄に気を配ることができたとする。
たとえ時間に追われていたとしても、
私は看護学的視点を以って早々に患者のわずかな変化を瞬時に捉えることができるかもしれない。
それだけでなく、患者が看護師に気兼ねして口にしないことにも気付くことができるかもしれない。
例えば、私が気付ける可能性がある項目として、
・患者の疲労の度合
・治療に対する姿勢等の精神的変化
・皮膚の異常や体調等の身体的変化
が挙げられる。
これらのことに気づくことができれば、患者の容態が悪化する前に看護的改善策を考案できるはずだ。
そして、その改善策の実行により、看護師として患者との援助的人間関係の構築もしやすくなるのではないだろうか。
アイディアの成功のためには知識と技術が必要
しかし、私の看護知識と看護技術の不足は改善策の効果を下げてしまう。
例えば、寝衣交換時の露出度や清拭時の患者の冷感に配慮できなかったり、食事中に患者に話しかけて食欲を低下させたりする。
これではかえって患者の回復を妨げてしまう。
だから、改善策を思い通りの結果を形にするために看護知識と看護技術の学習が大切になるとは思う。
まとめ
患者さんが病気の回復に使える体力が増えるように支援すると、患者の自然治癒力向上につながる。
興味によって細やかな観察ができ、援助内容を考えられる。
しかし、そのアイディアを実現し、成功させるには、知識と看護技術が必要だ。
だから、私たちは学ばなければならない。
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