母親か、胎児か
プロライフとプロチョイスという2択があります。
あなたはどちらの立場ですか?
プロライフは、胎児の生命を優先するために中絶に反対する立場をいいます。
プロチョイスは、中絶をするかしないかという母親の選択を尊重する立場です。要は、中絶を容認しています。
ここでは、プロチョイスの立場から、中絶の問題を考えていきたいと思います。
まだ親にもなったことなく、生命の重大な選択にかかわったことがない私です。
中絶問題に関しては考えが及ばない点が多いです。
しかし、中絶の場面に遭遇する前に、自分がどのような選択をとるべきかを考えることはとても大切なことだと思っています。
なので、この場を借りて私に考えさせてください。
よかったら、皆さんも考えてください。
何か意見があれば、おっしゃってください。
その意見を聞けば、私の視野は広まり、考えは深まるはずです。
現時点ではプロチョイスです。
私はプロチョイス派です。
中絶は女性の選択を優先するべきだと思います。
なぜなら、その
選択によって人生が左右されるのはその女性自身
だからです。
すべての人は生き方に対しての自己決定権があるからです。
妊娠中のお腹の膨らみは隠せない
女性が殺人を犯したくないと思って出産を選択し、新生児を里子に出すのは難しくないと思います。
問題なのは妊娠時のお腹の膨らみです。
これはどうにも隠せません。
中絶に対する覚悟の有無で選択は変わる
だから女性が中絶を選択せざるを得ない理由には、講義で述べられた要因以外に2つの理由が考えられると私は思います。
一つは、この妊娠時における周囲からの否定的な評価や言動が女性の心を傷つけたりすること、
もう一つは、このときについた女性への悪いイメージが女性の出産後の社会的生活を難しくしたりすることです。
この2つに対する覚悟があれば望まない妊娠であっても女性は中絶を選択しないと思います。
逆に、覚悟がない女性は、換言すれば、周囲からの支援なしで社会生活を送らざるを得ないと判断した女性は中絶を選択するのかもしれません。
いずれにしろ、ここでは私は憶測でしか物が言えません。
この問題を私が語るのは、早すぎます。
社会のサポート体制が女性を守る
しかし、その女性が中絶を選択した場合、その女性が持つ、中絶が殺人であるという意識はなかなか拭きれないと思います。
それは一生心に影を落とすはずです。
だからこそ社会は、女性が中絶をしようがしまいが、女性が自分の決めた道を生きていけるようなサポート体制を整えなければならないのだと思います。
例えば、講義で挙げられていたようなシングルマザーへの援助、または育児と仕事が両立できる社会システム、あるいは望まない妊娠をした女性に対する偏見を無くすための教育による意識改革などです。
もちろん、正しい性教育や確実な避妊法の普及ができれば文句はありません。
望まない妊娠など初めから起こらないと思います。
まとめ
私はこのような中絶に関してのサポート体制が機能していることが、望まぬ妊娠をしてしまった女性の心をケアするだけでなく、女性の中絶をしないという選択の増加につながると信じています。
今後、中絶をするか否かの岐路に立つ女性と接するとき、私はその女性の心に共感的に寄り添いながらその女性の選択に必要な情報を伝えたいです。
そして、そのことを通じて、その女性がより少ない後悔で済む自己決定ができるようなお手伝いができればと思います。
女性の生き方について、他にもわたしの個人的な考えをまとめた記事があるので、ご紹介しますね。
コメント