最近、小説を書くことに興味が湧いている。
実は大学に入った頃から、自分の親の人生の話、弟たちへの嫌悪感、お世話になった人たち、大切にしてくれた人たちの軌跡を世に広めたい、と密かに考えていた。
今の私になら書ける気がするのだ。だってコーヒーを飲む仕草をするとき、
「私は、SとNが引きつくように携帯の画面に視線を当てながら顔を左に向け、左手でコーヒーカップを口元に運んだ。そして、コーヒーを喉に流しこみながら、右手で文章を打ち込んでいく」
などというように文章が勝手にながれてくるのだから。
Googleで「小説の書き方」と検索をかけたところ、どうやら写書が上達の道らしい。
すぐに取り組んだ。そして効果を実感した。
たしかに、インパクトある書き始め、読み進めくなる冒頭、場面の切りかえ方、過去と未来の行き来、風景描写、心情描写、漢字にするところ、ひらがなにするところ、カタカナにするところ、人物の登場のさせ方、短編同士の繋げ方など、本当に収穫が多い。
ただ読んでいるだけでは気づけなかったことが沢山あり、自分の創作の学びの宝庫だった。
今は2冊を数ページほどしか写書が進んでいないから、この1ヶ月間で終わらせたいと思う。
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